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2012.04.30
■クアリアレッラが契約延長
クラブの公式サイトは、FWファビオ・クアリアレッラがユベントスとの契約を延長したことを発表した。契約は2014年まで
となっていたが、1年を追加して2015年までとなったようだ。ファビオ・クアリアレッラは昨季にナポリからユベントスに450万
ユーロのレンタル料で移籍。完全移籍の際には1050万ユーロの移籍金を要するとする規約をユベントスは行使し今季から正式に
ユベントスの選手となっていた。また、昨シーズンは移籍開始当初から活躍し始め17試合で9ゴールをマークする活躍をしていた
が、2011年1月6日のパルマ戦で前十字靱帯を断裂し残りのシーズン全ての試合を欠場せざるを得なくなっていた。そして今季は
シーズン途中に復帰して8試合に先発出場。4ゴールをマークしている。
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2012.04.30
■ノヴァーラ戦を終えて
セリエA第35節、ノヴァーラを敵地で4-0で沈めスクデットに向けて大きく前進したユベントス。この試合を終えて監督、選手
がコメントを残している。
コンテ監督「我々はシーズン後半に巻き返してきたチームを相手によくやった。ジャッケリーニは一対一のシチュエーションに
強く、テンポの良いプレーをするね。ボリエッロは非常にコンディションが良い。他の選手のフィジカルコンディションが良い
ようにね。私は今とても決断する上でリラックスしている。なぜならどの選手であっても110%のプレーを与えてくれるからだ。」
また、途中出場で入り奮闘したMFエリエロ・エリアに関しては、「エリアがゴールを決められなかったのは私としては残念だ。
なぜなら彼はゴールの満足を得るに相応しかったからだ。」と語っており、エリアのプレーに満足感を示している様子であった。
ヴチニッチ「我々は3ポイントに値するゲームをした。そして、我々はすでにレッチェ戦に焦点を当てているよ。」また、「危険
というのは我々自身からしかもたらされるものではない。次節正しい姿勢でピッチに向かう準備はできている。今日の試合で
示したようにね。」とコメントしている。
ビダル「最も大切なことは我々がやってきたことを継続することだ。特に首位に立っているようなときはね。今シーズン、我々の
成長は本当に驚くべきものだ。そして我々はスクデットを勝ち取りたい。」(『Juventus.com』より)
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2012.04.30
■ノヴァーラに大勝で大きく前進
日本時間で昨晩行われたセリエA第35節ノヴァーラ戦はユベントスが4得点で大勝した。対してミランもシエナに4得点を奪う
大勝を収めたがユベントスはこの勝利によりスクデット獲得に大きく前進したといえる。
ユベントスはこの試合トップに前節決勝点となる初ゴールを決めたボリエッロを起用。ノヴァーラの森本はベンチスタートと
なった。またこの試合、ユベントスのレジェンドであるミシェル・プラティニ氏が観戦に訪れた。ユベントスは立ち上がりから
守備的に構えるノヴァーラを相手に、パスを慎重に回しチャンスをうかがう展開が続く。すると前半16分、ジャッケリーニが
ファウルされFKを得ると、ピルロがクロスを上げたところにヴチニッチが左足で合わせ、ややループ気味のシュートが決まり
早々に先制。その後も慎重にチャンスを演出しようと試みるユベントスは40分、ジャッケリーニが左サイドでボールを持つと
切り返して右足でクロス。ヴチニッチが走り込みノヴァーラDFのマークがついたところにノーマークとなったボリエッロに
クロスが上がり落ち着いてダイビングヘッドで追加点。ボリエッロは2試合連続ゴールとなった。その後はノヴァーラにほとんど
チャンスをつくらせない安定したディフェンスで2得点を守り切り前半終了。後半に入ると50分、リヒトシュタイナーが前線に
スルーパスを出すとヴチニッチが走り込みペナルティエリア内右側でシュート。シュートはGKフォンターナに止められたが
後方から走り込んできたビダルがそのままシュート。シュートはグラウンダーで入りさらに追加点で3-0。そして65分にも
ジャッケリーニのシュートのこぼれ球をヴチニッチが強烈に決め4-0で試合終了。降格圏から脱したいノヴァーラに攻めを許さず
大勝を収めた。ノヴァーラはこの試合でさらに降格が現実味を帯びてしまう結果となってしまった。次節ホームでレッチェを
迎える。また、レッチェ戦を除いて残る2試合はアウェイでのカリアリ戦、ホームでのアタランタ戦となっている。是非ホーム
でスクデットの祝杯を挙げてもらいたい。
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2012.04.29
■21人がノヴァーラへ
今夜ノヴァーラと対戦するユベントス。ユベントスはノヴァーラ遠征に向かう21人のメンバーを発表した。前節累積警告のため
召集されていなかったFWクアリアレッラは復帰。一方FWマトリが前節で受けた警告により累積となり召集はできなかった。
また、MFペペは足首を負傷している可能性があるため召集されていない。召集メンバーは以下の通りである。
ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、マルキージオ、デル・ピエロ、ディ・チェーリエ、マニンガー、ヴチニッチ、バルザーリ、
エリア、クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、
エスティガリビア、ストラーリ、マッローネ。(『Juventus.com』より)
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2012.04.28
■コンテ監督「私は信じている」
明日、セリエA第35節ノヴァーラ戦を迎えるユベントス。残る試合も4試合となってしまった。トリノでパレードを挙げるか、
悔しい思いをもって来季に向かうか、それはユベントスにかかっている。我々日本人ユベンティーノとしてもトリノでのパレード
を見たいはずだ。完全復活を証明して今後のシーズンに向けたユベントスの本物の自信を見届けたい。重要なノヴァーラ戦を前に
コンテ監督が記者会見でコメントを残している。
「私は信じている。我々はついにここまできたのだが、シーズンの初めにはこのようなことは考えられなかった。今我々は
ユベントスの歴史に重要なページを書き加えようとしており、またそれは我々自身にもそうなるはずだ。将来への基盤を築ければ
それは本当に素晴らしいことだ。」 また、コンテ監督は「スクデットを争うチームは2チームとなった。我々と対するチームは
我々とは対照的にシーズン当初から本命だった。私が選手だったとき本命ではないといわれながらも何度も勝ち取るチャンスは
を手にした。だが我々はまだ何も勝ち取ってはいない。」と語っており、スクデットの獲得を第一目標に切り替えたことを改めて
口にしている。そして対戦相手ノヴァーラについては「もし彼らが生き残れなかったとしても(セリエB降格)、彼らは称賛に
値するよ。彼らは昨シーズン、プレーに魅力的なアイディアを活かして昇格を手にした。セリエAでは難しかったのかもしれない
が、まだそのアイディアとアイデンティティを維持しているんだ。」とコメントしている。(『Juventus.com』より)
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2012.04.28
■ユベントス、ファン・ペルシー獲得に巨額投資か
以前から徐々にユベントス移籍が噂されていたアーセナルFWロビン・ファン・ペルシー。ユベントスとアーセナルの交渉は
すでに始まっているものとみられ、その動向に注目が集まっている。『The Daily Mail』紙はユベントスがファン・ペルシーを
獲得するために2500万ユーロを準備していると伝えている。ファン・ペルシーは契約期間が残り12ヶ月となっており、アーセナル
が契約更新に失敗した場合本格的に交渉に踏み入るとおもわれる。また、同紙はファン・ペルシーの代理人がすでにユベントスの
SDであるファビオ・パラティチと会談している可能性についてもとりあげており、ユベントスのファン・ペルシー獲得は噂である
だけではなさそうだ。しかし、もしファン・ペルシーが契約を更新しなかった場合、アーセナルとしては来季終了時にフリー
トランスファーで手放すことになるため、総力をあげて契約更新の交渉を行うとみられる。いずれにせよファン・ペルシーの獲得は
状況をみると現実的ではない。一方ユベントスの獲得第一候補のFWはイグアインだといわれている。
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2012.04.27
■ヴチニッチ「素晴らしいグループだ」
日曜日にノヴァーラと対戦するユベントス。アウェイでノヴァーラと対戦するのは40年ぶりとなる。ピエモンテダービーを前に
FWミルコ・ヴチニッチが『SKY』において、コメントを残している。
「我々はここ数試合戦いに勝利するためにやってきた。難しい試合だったね。そして次はノヴァーラだ。3ポイントの獲得を前に
しているが、それは完全に我々次第だ。数ヶ月前よりも我々はプレーに注意するようになり、今は強さと競争力があることを知っ
ている。」 また、監督について「コンテは私を重要に感じてくれている。残りの選手にも示しているようにね。私が彼と仕事を
始めてから私はもっとできるんだということを理解した。そしてより自己を犠牲にしたよ。でも私は皆がチームのためにプレーする
この素晴らしいグループにそのようにしていることを本当に幸せだと感じているんだ。」(『Juventus.com』より)
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2012.04.27
■ノヴァーラ遠征に向け
25日、ボリエッロの重要で記念すべき移籍後初ゴールによってチェゼーナに勝利した。そして、29日にアウェイでノヴァーラと
対戦するユベントス。22日、25日、29日と過密日程が続いており、ベストメンバーで戦えない状況もやむを得ない中でいかに良い
戦い方ができるかが焦点となってくる。そんなユベントスの選手たちは26日、トレーニングセンターのある
ヴィノ−ヴォに集まり
通常通りハードワークを再開した。選手たちはまず過密日程による疲労を軽減するためウォームダウンセッションを消化すると
ともに通常通りのグループワークをこなした。また明日選手たちはヴィノ−ヴォに集合しトレーニングを行う予定である。
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2012.04.23
■タッキナルディ氏が数年以内のユベントスの成長を予想
かつて、イタリア代表のMFとして活躍し、1994年から2005年の間ユベントスに在籍しマルチェロ・リッピ監督時代の
スクデット獲得を含めた多くのタイトル獲得にも貢献したアレッシオ・タッキナルディ氏がラジオ番組『Mana Mana』において、
今季絶好調で躍進するユベントスについてコメントを残したことを『Tribalfootball』が報じている。タッキナルディ氏は、
ユベントスはあと数年以内に世界最高レベルまでに成長することを予想しているようだ。
「GMであるベッペ・マロッタや会長のアニエッリ氏は今彼らが何をしているのかということを良く理解している。歴代の幹部
がしていなかったことを成し遂げているようだね。あと2、3年が経過すればユベントスは今のバルセロナやレアル・マドリード
のようなチームへと成長するはずだ。」と語っており、近いうちにかつての、世界でもトップクラスのチームに戻ることを
予想している。なお、タッキナルディ氏は2008年に当時35歳で現役を引退している。最後の所属クラブはブレシアである。
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2012.04.23
■ローマ戦を終えて
ローマに4-0と快勝し、2位ミランと勝ち点差を3に広げたユベントス。スクデットも本格的にユベントスの視野に入ってきた
といえる。また、この試合で勝利したユベントスはCL出場権の獲得を決定している。試合を終えた選手、監督がこの試合への
喜びのコメントを残している。
コンテ監督 「我々は素晴らしい試合をした。チームは勝利に相応しい優れた工夫と権威でプレーしてくれた。このような状況では
ローマを相手に戦うのはどんなチームでもハードなはずだ。だから、勝利は重要なことだった。そして、我々がずっと追っている
夢に向かって小さなステップを踏んだといえる。ただ、我々はすでにチェゼーナ戦のことを考え始めている。しかし、シーズンの
目標であるCL出場権を獲得したことはとても嬉しいよ。」
ビダル 「恐らく、僕にとってユベントスに入団して以来一番の試合だったよ。そして僕にとって、でもチームにとっては特に
勝てて嬉しい。僕はプレーするとき、いつも自分のハートをぶつけようとしている。もし相手がボールを持っていたら僕はすぐに
取り返さないといけないと思っているんだ。」タイトルについては、「5試合が残っていて、僕たちはこのような試合を続けなけ
ればならない。今夜の勝利だけではなくてシーズンを通して多くの素晴らしいパフォーマンスをする必要がある。でも僕たちは
CLが重要なシグナルであることを確かに感じているよ。」とコメント。
バルザーリ 「僕たちはローマにプレーをさせなかった。そして、30分を超えてから僕たちは勝利に向かって良いプレーをしたよ。
残る5試合、重要な結果を得るために僕たちはこの調子で前進しなければならない。」
ブッフォン 「恐らく今の状況下では最も重要な勝利だったと思う。真の可能性を示す目標に近づくために、ここから続く勝利は
建設的なものになる。」
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2012.04.23
■ユベントス、快勝でミランと勝ち点差広げる
残る6試合で最もハードな一戦といわれたホームでのローマ戦。ユベントスはその予想に反してローマに4-0で快勝した。
ユベントスは3-5-2のシステムで臨み、トップにはヴチニッチとクアリアレッラが置かれ、中盤の左サイドにはディ・チェーリエ
が置かれた。一方ローマは通常より守備的な4-3-1-2のシステムを起用。トップにはオズワルドと若手のボリー二が置かれた。
また、最終ラインにはMFのデ・ロッシが起用された。試合は開始直後からいつものように積極的に前線からプレス
をかけ相手陣内への進行を図った。そして、試合開始からわずか4分、ユベントスは先制に成功する。パスの回しからディ・
チェーリエがボールを持つと、プレスに来たのを見計らって中央付近にいるヴチニッチにパスを渡す。ヴチニッチがパスを受ける
と周囲のローマの選手たちが一斉にヴチニッチにプレスをかけるがフリーになったディ・チェーリエに見事にスルーパスを出す。
DFの少なくなったペナルティエリアにディ・チェーリエがグラウンダークロスを挙げたところに右サイドからペナルティエリア
に
侵入していたビダルが反応し、左足でシュート。シュートはゴール左に強烈に突き刺さり先制。ヴチニッチの対応とビダルのポジ
ショニングが評価されるゴールシーンとなった。その後もユベントスは攻撃を緩めず、また安定した守備でローマに全く決定的な
チャンスを与えない。すると、ユベントスは早くも試合の展開を予想させるような追加点を決める。9分、クアリアレッラの
ヘディングからヴチニッチにボールが渡ると右サイドから走り込んできたビダルにスルーパス。ビダルはペナルティエリアの外
からそのままシュートし、ボールは先制点同様ゴール左に強烈に決まった。その後ユベントスは27分にマルキージオがGKステ
ケレンブルクに倒されPKを獲得。ステケレンブルクはレッドカードで退場となり、代わりにクルチが投入され、ピルロのPKが
止められるもこぼれ球をピルロが冷静に決めて前半だけで3-0となる。後半に入ると、ユベントスはよりボール支配に比重を挙げ、
慎重に攻撃するようになる。すると52分、さらなる得点が生まれる。左サイドからディ・チェーリエがヴチニッチにパスを送ると
ヴチニッチがダイレクトでマルキージオに渡しダイレクトシュート。シュートはやや遠かったが低空気味でゴール右下に見事に
決まった。その後ユベントスはデル・ピエロ、ボリエッロ、ジャッケリーニを投入。4得点を守り切り試合は終了となった。この
勝利で、ホームでボローニャと引き分けたミランに勝ち点3差をつけ首位を維持することができた。次節は延期されていた
チェゼーナ戦である。
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2012.04.22
■コンテ監督「最後のひと押しのために」
22日(イタリア時間)ホームにローマを迎えるユベントス。残る試合も6試合となったが、その6試合の中でもローマ戦は最も
ハードな相手になりうることだろう。ローマもシーズン終盤になってチームとしてまとまってきており、また調子をあげてきて
いることを考慮してもより一層ハードさは増すと思われる。コンテ監督は前日に行われる記者会見において、ローマ戦への意気込み
を語った。
「タフな試合になるだろう。我々は彼らがとても良いコンディションにあることを知っていて、彼らがどのチームを相手にしても
何かを起こし得るということも分かっている。ただ、我々は自分達も良いコンディションで準備し、理解してフィールドに向かう。
最後のひと押しのためにね。」 また、ローマ監督であるルイス・エンリケについては、「彼が解任される危険性がかつてあった
ことなどないと思う。彼はクラブ、選手、環境を含めて信用を得ているということだ。私は彼に大きな敬意を払っている。」と
語っており、そして、先日ピッチ上で倒れ帰らぬ人となったピエルマリオ・モロジーニ選手については、「皆がショックを受けた
出来事だった。二度と起こらないことを祈るよ。特にあのような年齢ではね。」とコメントを残した。(『Juventus.com』より)
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2012.04.22
■ローマ戦召集メンバー発表
アントニオ・コンテ監督はローマとの大一番に召集するメンバーをクラブの公式ウェブサイト上で発表した。負傷の可能性の
あるクアリアレッラは、トレーニングセッションでフィジカルの調整を行ったあと、召集メンバーに入れられた。召集された選手
は以下の通りである。
ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、ペペ、マルキージオ、デル・ピエロ、ディ・チェーリエ、マニンガー、ヴチニッチ、
バルザーリ、クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、
エスティガリビア、ストラーリ、マトリ、マッローネ。
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2012.04.20
■チェルシーのカルーが獲得候補リスト入りか
多くの選手獲得が噂されているユベントス。来季からCLに出場することが濃厚なだけにビッグネームの獲得が予想される。
そしてまた、新たな獲得の噂が浮上している。『The Mirror』紙は、ユベントスがチェルシーFWサロモン・カルーを獲得候補
のリストにアップした可能性を報じている。また、『The Mirror』紙はサロモン・カルーの他にも、チェルシーMFラウル・
メイレレスもターゲットにしているのではないかとも報じている。ユベントスのSD(スポーツディレクター)であるファビオ・
パラティチは、その二人のターゲットのプレーを見るためにCL準決勝1stレグのチェルシー対バルセロナ戦を観戦しに行った
ようである。カルー獲得の交渉にはこれから入るものとみられるが、ミランも同様にターゲットとしているという。本命が未だ
見えないユベントスだが、今までに噂されているビッグネームには他のクラブも関心しているとみられており、交渉力が試される
ことになるだろう。
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2012.04.20
■ローマ戦に向けて
22日にホームでローマと対戦するユベントス。ユベントスはこの試合でライバルに勝利するだけでなく、首位を維持するという
課題をクリアしなければならない。選手や監督もスクデットに目が向いていることをコメントで示しているだけに、全ての試合に
勝利することを目指しているのは間違いないだろう。コンテ監督はローマ戦に、また残る6試合に向けてトレーニングセンターの
あるヴィノ−ヴォに選手たちを集めてトレーニングを行った。今回のトレーニングは久々に公開されて行われた。
トレーニングはまずDFとMFが通常よりも小さなゴールを用いてミニゲームを行い、特にこのミニゲームでプレッシングを
高めるセッションを消化した模様。そしてストライカーとウィンガーも同様にミニゲームを行ったようだが、こちらはパス精度
を高めるセッションとシュート精度高めるセッションを消化した模様。特にワイドにパスを回して崩す動きを確認したようだ。
翌日にもトレーニングを行うようだ。
また、この試合では、主審はマウロ・ベルゴンツィ氏が務めることが分かっている。ベルゴンツィ主審は今シーズンは合計3試合
で主審をしていて、それぞれパレルモ(3-0)、レッチェ(1-0)、フィオレンティーナ(5-0)戦で笛を吹いている。そして、過去
にはユベントスの試合を合計14試合務めており、戦績は9勝・2敗・3分となっている。(『Juventus.com』より)
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2012.04.18
■シモーネ・パドイン「勝利を熱望している」
今冬のマーケットにおいて、アタランタからユベントスへの移籍を果たしたMFシモーネ・パドインはユベントスが主催する
ファンクラブのキャンペーンイベントに特別ゲストとして出席し、250人のファンの前で残るシーズンへの意気込みを語った。
「ユベントスを愛する多くのファンと会えて大変素晴らしい気分だよ。サポーターの皆と今夜を共にできることは本当に嬉しい。
そして、僕は我々が皆を満足できることを願っているよ。スクデット? 我々は勝ち取れると信じている。6試合残っていて皆
失敗したくないと思っている。勝利を熱望しているんだ。」パドインは移籍してから2試合に出場(いずれも途中出場)していて、
第28節フィオレンティーナ戦では移籍後初ゴールをマークしている。(『Juventus.com』より)
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2012.04.18
■ユベントスが関心を示すロッベン「楽しんでいる」
ユベントスが関心を示すバイエルン・ミュンヘンMFアリエン・ロッベン。ユベントスは来夏にウィンガーの獲得を狙っており、
ロッベン以外にはシャルケのファルファンの獲得やパルマのジョビンコの復帰の噂も浮上している。噂されているロッベンは、
夏のマーケットにおいてユベントス移籍を除外できないとする発言をしている。これは、ヨーロッパのサッカーニュースサイト
『Tribalfootball』が報じたものである。昨晩レアル・マドリードに勝利したあと、インタビューで次のように話している。
「僕は残る18ヶ月の契約期間を残している。素晴らしいポテンシャルを持っている今のチームにとても満足している。でもまだ
契約更新にサインしていない。サッカーにおいて永遠になんて言えないよ。ユベントスは素晴らしいシーズンを過ごしている。
彼らは未来に向けてひとつの新たなチームを築き上げた。とても進歩しているし、私はその偉大なクラブからの関心を素直に
楽しんでいるよ。」と語っており、ユベントスの関心に喜びを示すとともに前向きな姿勢であることを明らかにしている。
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2012.04.17
■延期されたチェゼーナ戦は25日に
先週土曜日に起こった不慮の出来事を受け、セリエA第33節の全試合が延期されたが、ユベントス対チェゼーナ戦の日程が決定
した。開催は25日(水曜日)となる予定でローマ戦の3日後となる。この決定は、レーガ・セリエAによってされたものである。
また、もともとはデイゲームであったが今回の決定ではナイトゲームになっている。そして、その他の試合の日程については、
ミラン対ジェノア戦以外はイタリア時間の火曜日に開催される予定となっている。
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2012.04.17
■ユベントスがカバーニ獲得に関心か
来シーズンのCL出場を見据え、多くの選手の獲得の噂が浮上しているユベントス。特に決定力不足は今年のユベントスの悔しい
結果を生み出した要因なだけにストライカーの補強は必要不可欠だといえよう。そしてさまざまな有力なストライカーの動向を追っ
ているユベントスは、ナポリのFWエディソン・カバーニをターゲットにしているという。これは、『Tutto sport』が報じたもので
ある。今シーズン不調なナポリは、来季にヨーロッパ・リーグ出場権獲得も危ぶまれており、もしヨーロッパ・リーグの出場権さえ
も獲得に失敗した場合、ジュゼッペ・マロッタGMはナポリに交渉に向かうと報じている。一方、『Tutto sport』は、アンドレア・
ピルロがミランのベテランDFアレッサンドロ・ネスタを来夏にユベントスへ連れてくる可能性についても改めて報じている。
多くの噂が浮上しているユベントスだが、本命の選手が誰なのか。これから少しずつ明らかになってくると思われるので、今後の
ユベントスのマーケットに注目していきたい。
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2012.04.17
■火曜日に練習再開
セリエBリヴォルノに所属していたMFモロジーニ選手がピッチで倒れ亡くなったことでセリエAの全試合が延期となったことを
受け、ユベントスは土曜日の夜にチェゼーナからホームタウンであるトリノに戻った。ユベントスはイタリア時間の火曜日朝10時
からトレーニングを再開した模様。次の試合は22日(日)で、ホームで好調ローマを迎える。
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2012.04.10
■ラツィオ戦で首位を維持できるか。ハードワークが続く
次節11日、ホームでラツィオを迎えるユベントス。今シーズン一回目のラツィオとの対戦はアウェイで1-0で勝利している。
今回の試合は、周囲からみても一回戦目と重みが違う。ミランが不調を続けることを考慮しても、勝利することを考慮しても
ユベントスには勝利しか残されていない。贅沢をいうとミランの実力を考えてもスクデット獲得のためには、ユベントスは残る
7試合を全勝する必要があるだろう。そんなユベントスは、9日ヴィノーヴォでトレーニングを行なった。フィジカルコンディ
ションを調整するセッションを消化したあと、ポゼッションを高める戦術トレーニングを行い、ミニゲームなどを行なった模様。
セリエA屈指の戦術家であるレーヤ率いるラツィオに、情熱家コンテ監督率いるユベントスはどのような戦術で向かうのか。
コンテ 監督の采配能力が問われることになるだろう。コンテ監督は今日、記者会見を行う予定となっている。(『Juventus.com』
より)
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2012.04.09
■ユベントス、来夏に補強費8000万ユーロを投資か
先日、パレルモを下し首位に返り咲いたユベントス。スクデットも視野に入ってきたともいわれるが、これで目標であるCL
出場権獲得は確実になったといっても過言ではない。CLに出場することを視野に入れてユベントスは先日から大型補強の噂が
絶えない状態が続いている。そんな中、『Corriere dello sport』紙は、コンテ監督の意向に沿ってユベントスが来夏の補強費に
8000万ユーロを投じるのではないかと報じている。また、8000万ユーロに加えて、クラシッチ、エリア、フェリペ・メロ(現在
ガラタサライにレンタル中)を放出することでさらに補強費を捻出する可能性があることも伝えている。『Corriere dello sport』
紙のトリノ版ではその補強費でバイエルン・ミュンヘンのMFアリエン・ロッベン、マンチェスター・シティのFWエディン・ゼコ、
レアル・マドリードFWゴンサロ・イグアイン、ビジャレアルFWジュゼッペ・ロッシの獲得に動くのではないかと予想している。
昨年の夏のマーケットでも大型補強を試みたユベントス。補強費と対照的にビッグネームを獲得できていないという批判も出てき
ている状態だが、来夏に経験豊富で実力も十分な選手を獲得できるのだろうか。
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2012.04.09
■パレルモ戦を終えて
土曜日、パレルモを敵地で下し、同日行われたミラン対フィオレンティーナ戦で、アマウリのゴールによってミランが
負けたためユベントスは勝ち点1差で単独トップに返り咲いた。この劇的なゲームを終えて、監督、選手たちがコメントを
残している。
・コンテ監督「最も興味深いのは勝利だろう。我々は自分達の仕事を最後までし、成熟したということと、正しい姿勢という
ものを示しただろう。そして、正しい意思と決定というものも同様にね。注目すべきは、どの試合でもボールの重みという
のが違ってくるから簡単な試合などひとつもないということだ。それから、最も重要なことは、我々は、キャラクターを見せ
続けて、自身を身につけていて選手たちは称賛されるべきであるということだ。そして感謝もしたい。シーズンの最初から最後
まで感謝の気持ちは変わらない。」また、ディ・チェーリエを投入せずエスティガリビアを起用したことについては、「パレル
モが守備的にくるということを予想していた。だから、サイドでディ・チェーリエよりも攻撃的なエスティガリビアの方が
ベターだったんだよ。」と語っている。
・クアリアレッラ「僕の個人的な幸福が勝利につながったね。それから、とても満足しているよ。我々は90分間集中し、エネル
ギッシュに走りまわった。だから、勝利に相応しかったね。」
・ボヌッチ「とてもハードな試合を打ち破ることができて僕はとてもうれしいよ。あと、アマウリのおかげで我々は首位に
立っていることを祝っている。ただ、これからは僕ら次第だ。僕らは首位にいたい。今僕らは夢の中にいて、全力を尽くすだろ
う。」(『Juventus.com』より)
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2012.04.08
■パレルモを下してついに首位浮上
セリエA第31節、パレルモと対戦したユベントスはアウェーで2-0で勝利した。同日行われたミラン対フィオレンティーナ
でフィオレンティーナが2-1で勝利していたため、ユベントスは勝ち点1差で首位に浮上した。残る試合は7試合である。
3バックで臨んだユベントスは、左サイドに久々にエスティガリビアが先発出場した。前半の序盤から落ち着いたパス回しと
落ち着いた守備で危なげなく試合を進めていく。13分、15分にクアリアレッラ、ヴチニッチがそれぞれチャンスを得るも枠を
とらえることができない。前半の終盤には、シュートは多く放つものの、決定的なチャンスを演出することができず前半を
スコアレスで折り返す。後半に入っても、前半同様ユベントス優勢な時間帯が続くが、深く構えたパレルモの守備を崩せず
ミドルシュートを放つなどの展開が続く。それでも、ユベントスは先制点を得る。CKを得ると、56分にピルロの絶妙なクロス
をDFボヌッチが打点の高いヘディングを放ちポストに当たってゴールした。リードを奪うと、なおも積極的な姿勢で追加点
を狙いにいく。ヴチニッチに代わってマトリを投入すると、直後に追加点を奪う。中央から前線にいたマトリにパスが渡ると、
マトリが上手くキープし、走り込んできたクアリアレッラにパスを送るとクアリアレッラが絶妙なタイミングでダイレクトシュ
ートを放ち、ゴール左下に見事に決まった。その後はパレルモの反撃も冷静に守り切り試合終了。ユベントスは完勝で単独首位
に浮上している。次節はホームでラツィオを迎える。なお、ミランは次節、キエ-ヴォとアウェーで対戦する。
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2012.04.07
■コボッリ・ジッリ前会長がノチェリーノ放出を後悔
ユベントスの前会長であるコボッリ・ジッリ氏が、現在ミランで活躍している元ユベントス所属のMFアントニオ・ノチェ
リーノを放出したことを後悔しているようである。これは、『Mediagol.it』が報じたものである。先日、コボッリ・ジッリ氏
は現在ナポリで欠かせない存在となっているMFマレク・ハムシクが台頭する前の時期に獲得の寸前まできていたものの、
躊躇してしまったあまりにナポリに獲得されてしまったことを後悔していると語っていた。そして、今回ノチェリーノの放出を
後悔しているようである。ノチェリーノは、ユベントスの下部組織で育ち、数々のクラブをレンタルされていたが、クラウディ
オ・ラニエリ監督時代のユベントスでレギュラーポジションを獲得し、活躍したが、当時パレルモに所属していたアマウリ獲得
の対価としてパレルモに放出された。その後、パレルモからミランに移籍すると期待以上に活躍し、ミランでも重要な選手とし
て扱われている状態である。また、現在はガットゥーゾの後継者ともいわれるほど成長している。コボッリ・ジッリ氏は、これ
について、「間違いなく後悔のひとつだ。でもユベントスで活躍したアマウリを獲得するために彼は助けてくれたんだ。ただ、
私はそれについて、アマウリ獲得にもう少しお金を投じてノチェリーノをユベントスにおいておくべきだったと感じている。」
と語っており、ライバルであるミランで活躍していることに無念さを感じているようである。
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2012.04.06
■パレルモ戦召集メンバー発表
ユベントスが、公式ウェブサイト上で明日行われるパレルモ戦への召集メンバーを発表した。召集されたのは22人で
すでにパレルモがあるシチリア島に向けて出発したという。召集されたのは以下の通り。
ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、ペペ、マルキージオ、デル・ピエロ、ディ・チェーリエ、マニンガー、ヴチニッチ、
バルザーリ、クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、
エスティガリビア、ストラーリ、マトリ、マッローネ。
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2012.04.05
■ユベントスがジョビンコについてバルセロナと会談か
ユベントスが現パルマMFセバスティアン・ジョビンコについてバルセロナと会談しているという噂が浮上している。
ジョビンコはユベントスの下部組織で育ち、一時期はユベントスでプレーしていたが経験を積むため国内のクラブなどに
レンタルされていた。そして今季、ユベントスはジョビンコの保有権の一部をパルマに譲渡しているため、ユベントスと
共同保有というかたちになっており、正式な所属クラブがない状態となっている。ジョビンコはその現在の状況をどうに
かしたいと希望しており、ウィングを探しているユベントスとしてもジョビンコの復帰を望んでいると思われるが、この
タイミングでバルセロナが熱心な関心を示し始めたため、バルセロナとの交渉を行なっているようである。バルセロナから
の関心については、ジョビンコの代理人が認めている。ユベントスは、バルセロナが本当にジョビンコの獲得を希望してい
るようなら、バルセロナからウィングをトレードしたいとしているようで、その中にはダヴィド・ビジャやアレクシス・
サンチェスの名前も上がっているという。いずれにしても獲得の最優先はウィングのようだ。(『Tutto sport』より)
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2012.04.05
■悪天候の中でもハードワーク
4日、ユベントスの選手たちはトレーニングセンターのあるヴィノーヴォでトレーニングを行なった。ユベントスは、
7日に次節パレルモ戦を迎える。悪天候の中、トレーニングは午前に行われ、ウォームアップやサイドの選手とストライ
カーの2つのグループに分かれてのシュートトレーニングを行い、その後室内のトレーニングを行なった模様。一方、
ディフェンダーとボランチの選手たちはパスや走り込み、またシュートなど技術的なトレーニングを消化した。また翌
日にもヴィノーヴォに集合する予定となっている。
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2012.04.04
■コンテ監督「我々はファンの誇りを築き上げた」
ユベントス・スタジアムに内設されているユベントスストアで3日、アントニオ・コンテ監督がファンを招いての
講演会を行なった。その講演会のなかでおこなわれたインタビューでのコメントが、ユベントスの公式ウェブサイト上に
掲載されている。
「私は、1991年にユベントスに入団した。レッチェから移籍し、13年間ユベントスに所属しているなかでキャプテンを務
めた。ユベントスは勝利というものを私に教え、正しいメンタリティを持つことこそが唯一の方法であるということを知
った。そして、我々は今季、ファンに誇りを再び植え付け築き上げたと思っている。また素晴らしいシーズンを送ってお
り、これは、シーズン開始当初から示してくれた選手たちの功績の結晶だといえるね。」
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2012.04.04
■パレルモ戦に向け準備
3日火曜日、コンテ監督は7日のパレルモ戦に向け、選手たちをトレーニングセンターのあるヴィノーヴォ招集した。
コンテ監督は残る数試合への姿勢を選手たちに伝えるためにトレーニングを開始する前に10分ほど集合した模様。選手
たちは、トレーニングを開始すると、ウォームアップセッションをこなし、その後3つのグループにわかれてポゼッショ
ントレーニングをこなしたようである。トレーニングは本日4日にも行われているようである。
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2012.04.03
■ユベントスがビッグネームのウィンガーをターゲットに?
来夏、さらなる補強を計画しているユベントス。補強されるであろうウィングのポジションにビッグネームを獲得
する噂が浮上している。『Tutto sport』は、不調のMFエリアとクラシッチの代わりに、バイエルン・ミュンヘンMFアリ
エン・ロッベンをターゲットとしていると報じている。詳しい情報は未だ明らかではないが、ロッベン自身がセリエAでの
プレーを望んでいるとも言われており、ユベントスは理想的なクラブとなるだろう。しかしバイエルンとは、ビダル獲得
時に両クラブ間の関係が悪化したともいわれており、バイエルン側がユベントスにロッベンを放出することは可能性として
低いだろう。また、ロッベンは現バイエルンの不動のレギュラーであり、最も重要な選手のひとりであることを考慮しても
難しいだろう。また、ウィングにはレアル・マドリードのMFアンヘル・ディ・マリアの名前も浮上している。ユベントス
GMマロッタがディ・マリアの獲得を希望しているものとみられているが、今夏チェルシーやマンチェスター・シティからの
オファーを拒否した過去があるため、レアル・マドリードで満足しているというのが正当な見方であろう。ユベントスの
ウィング探しは長く続きそうである。
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2012.04.03
■マトリ、ボヌッチが契約延長
FWアレッサンドロ・マトリとDFレオナルド・ボヌッチが契約を延長したことを、2日ユベントスが公式ウェブサイト上
で発表した。延長期間はDFパオロ・ディ・チェーリエと同様に5年間で、2017年までとなっている。マトリは、今季21試合
に出場し、10得点をマークしている。一方、ボヌッチは20試合に出場し2得点を決めている。それぞれ前所属チームは、
カリアリとバーリである。来夏にビッグネームの補強を検討しているユベントスだが、クラブは両者ともユベントスにと
って重要な選手とみなしているようである。
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2012.04.01
■ナポリ戦召集メンバー発表
ナポリ戦に召集されるメンバー22人が発表された。またインテル戦を欠場したステファン・リヒトシュタイナーが復帰した。
メンバーはブッフォン,キエッリーニ,カセレス,ペペ,マルキジオ,デルピエロ,デチェリエ,マニンガー,
ブチニッチ,バルザッリ,クアリャレッラ,ボヌッチ,パドイン,ピルロ,ビダル,ボリエッロ,
ジャッケリーニ,リヒトシュタイナー,エスティガリビア,ストラーリ,マトリ,マッローネ。
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