2012.05.31

■カバーニの去就は来週中に決着か
 ナポリがCL出場権を逃したことで多くのメディアからビッグクラブへの移籍が騒がれているFWエディソン・カバーニ。 カバーニにはユベントス以外にも、パリ・サンジェルマンやチェルシー、マンチェスター・シティ、レアル・マドリードなどの 豊富な資金を有するビッグクラブからの関心を受けているといわれている。ヨーロッパのメディア『Ilsussidiario.net』は FWエディソン・カバーニの代理人であるクラウディオ・アネルッチ氏がカバーニがナポリに残るのか、出るのかは来週中に決断 が下されるということをほのめかしたと伝えている。
 アネルッチ氏「次週、彼と私でナポリの選手たちとの将来についてはっきりさせたいと思っている。しかし、まず我々は会長や その他と様々な会談をしなければならないだろうね。新たな決断が下るまでは何もはっきりとは喋りたくない。」と語っており、 来週にはナポリとの去就問題の結果が出るようである。結果が出たのちユベントスも含め、多くのクラブからのオファーについて 明らかになってくるものと思われる。カバーニに関心を持ち、5000万ユーロのオファーを提示するとの噂も浮上している ユベントス。その行方もマーケットが開かれている期間の早い段階で決まりそうだ。


2012.05.30

■レンタル中のアマウリはフィオレンティーナ残留希望
 日程を終了した2011-2012シーズンのセリエA。開幕当初コンテ監督の構想外の宣告を受けながらもユベントスに残留し、 その後冬季のマーケットにおいて名門フィオレンティーナへレンタルされていたアマウリの今後の動向も少なからず注目が集まる ところだろう。イタリアのラジオ番組『Radio Kiss Kiss』にゲストとして出演したアマウリが同ラジオの中で今後の考えについて コメントを残している。
 アマウリ「何が起こるかは分からない。しばらくの間、筋肉の負傷のリハビリのためにフィレンツェにいるよ。僕は フリーエージェントとなる。でもフィオレンティーナに残りたいと思っている。ここ2年間の間チーム(フィオレンティーナ) はうまくやれてないけど僕らは強いままだ。ナポリかい。彼らからはなんの連絡もないよ。ただの噂に過ぎない。」と語っており 契約の更新をしたコンテ監督率いるユベントスへの復帰を諦める旨のコメントを残した。また、フィオレンティーナの新監督の 候補としてあらゆるメディアから取り上げられているカターニャのヴィチェンツォ・モンテッラ監督については「彼は選手のとき から恐るべきプレーヤーだったし、戦術家でもあった。もし彼がフィレンツェにくることがあれば皆幸せなはずだ」とコメント している。


2012.05.29

■ユベントス、カバーニが本命か
 昨日も伝えたユベントスのFWの噂。多くのメディアがイタリア王者であるユベントスの動向を追っている。ファン・ぺルシー やイグアインなどそうそうたる選手たちに関心を示しているようだが、ヨーロッパのメディア『Mediaset』はユベントスが ナポリFWエディソン・カバーニの獲得に巨額投資を計画していることを伝えている。同メディアによれば、ユベントスはナポリ に5000万ユーロ近くを支払う準備ができているようで、約5000万ユーロは3000万ユーロに加えてマトリの相場1800万ユーロという 内訳になる模様。しかし先日、ナポリの会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏は、マッツァーリ監督が現在のナポリに マトリは不必要であるという旨のことを言っていたということをほのめかしており、交渉は難航することが予想される。しかし、 5000ユーロという投資額から多くのビッグネームが噂されるFWの中でもカバーニが本命であるという可能性が高いこともうか がえる。来季からCLに出場するユベントスだが、かつてのヨーロッパでの成功、威厳を取り戻すため今夏のマーケットで どうしても戦力の向上を目指したいところだ。今後の動向を追っていきたい。


2012.05.25

■ジョビンコの行方は。会長が語る。
 以前からユベントス復帰かパルマ残留か、もしくは他クラブへの移籍について騒がれているFWセバスティアン・ジョビンコ。 現在ユベントスとパルマの共同保有となっているジョビンコについて、パルマ会長のトンマーゾ・ギラルディ氏が『SKY sport』 にコメントを残した。
 ギラルディ会長「いろんなメディアからジョビンコについて問われる。だが、正式なものは何も存在していない。我々はまず ユベントスと話をしないといけないだろうね。そうすればすぐに我々はジョビンコについてどう動けばよいか判断せざるを得なく なるはずだ。ただかなり多くのシナリオのために時間を使っていかなくてはならない。」 また、「私が思うに、恐らく ジョビンコは我々のクラブに残るか、ユベントスに復帰するかのどちらかを選択するだろうね。ユベントスは最も好ましい選択肢 だといえる。彼らはイタリア王者だ。しかし、他のクラブがより高額なオファーをすることを想定するならば何が起こるか予想 できないね。まあ考える時間は多くある。」とコメント。そして最後に「私は彼について言及した。いえることは、彼は我々の クラブかユベントスのどちらかを選びたがっているということだ。我々は金銭を問題にはしていない。ユベントスがどうしたい のか、多くはそれにかかっている。ジョビンコはユベントスのようなトップクラスのチームでプレーするのに十分な能力を 持っている。しかし、我々はユベントスがジョビンコの能力を評価していないという可能性についても理解しておく必要がある。」
 なお、ジョビンコにはユベントス以外にもインテルやマンチェスター・シティなどのビッグクラブからの関心も報道されている。


2012.05.25

■コンテ監督が契約延長
 ユベントスがクラブの公式ウェブサイト上でアントニオ・コンテ監督の契約延長を発表した。契約期間は2015年の6月30日まで となり2013年までの契約を2年間延長したことになる。
 コンテ監督は今季の始まりである2011年にユベントスの監督として就任。監督一年目にしてユベントス史上初のリーグ無敗での スクデットを9シーズンぶりにチームにもたらし、さらにコッパ・イタリアでも準優勝させるなど周囲の驚きを生んだが、期待以上 の成績を残した。また、他メディアではマンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督のように、クラブが 選手補強の権限を全面的にコンテ監督に与えるという噂も浮上している。


2012.05.22

■べラッティ「最優先候補はユーべ」
 セリエBを2位で終え、来季からセリエAに参戦するぺスカーラ。そのぺスカーラの勝利の立役者であり、“ピルロ2世”と いわれるほどの才能を認められている10番を着けるイタリア代表のレジスタ、マルコ・べラッティ(19)が『Tuttosport』で ユベントスへの移籍に関してコメントを残した。
 べラッティ「ぺスカーラでトップチームを相手に戦いたいという願いはあるが、ぺスカーラを離れるのならば移籍の最優先候補 はユベントスだね。世界最強のMFのピルロがいるチームだからね。何度も言うが、僕の意思はぺスカーラに残留することだ。 でもユベントスからのオファーがあればイエスとこたえるしかないよね。デル・ピエロの10番?もし着けられれば栄誉だ。」
 相場は19歳ながら1500万ユーロといわれているが、もしべラッティを獲得できればユベントスにとって長期的に考えて非常に メリットの大きな補強になるだろう。また、ぺスカーラFWで28ゴールを挙げたセリエBの得点王チーロ・インモービレ(22)も レンタル期間を満了して来季からユベントスで戦うことに意欲を燃やしているという。若手の育成に力を入れたいと考えている コンテ監督だが、果たしてユベントスはべラッティにオファーをするのか、注目していきたい。なお、べラッティにはユベントス のほか、インテルやミラン、マンチェスター・シティ、バルセロナ、バレンシアなども関心を示していると噂されている。 (参考ニュース:5月17日)


2012.05.21

■ユベントス今季初黒星で銀のステラを持ち帰られず
 今朝の早朝に行われたコッパ・イタリア決勝。試合は0-2でナポリが勝利した。この敗北はユベントスの今季初黒星であり、 また、10回の優勝を示す銀のステラを持ちかえることができなかったという面で非常に痛い結果となってしまった。
 試合は前半、両者で合計18回のファウルがでるなど闘志を剥きだしあう展開であったが、スコアレスで終了。後半に入ると ナポリが攻撃面でさらに積極性を見せる。すると64分、スローインをカバーニが頭で落とすとラベッシがペナルティエリア内で トラップと同時にGKをよけようと試みたところを手を出したGKストラーリが倒してしまいPKを与える。これをFWカバーニ が正確に沈め0-1。その後コーナーキックの流れからDFボヌッチが強烈なロングボレーを放つがナポリGKデ・サンクティスの 好セーブに阻まれてしまう。するとコンテ監督はデル・ピエロ、リヒトシュタイナー、ボリエッロを下げ、ヴチニッチ、ペペ、 クアリアレッラを投入。その後はユベントスの攻める時間が増えゴールチャンスもあったが、GKデ・サンクティスの好セーブ などもあり同点とできない展開が続いた。すると83分、カウンターからナポリが攻め込みDFとFWの人数が3対3という数的 不利な状況を作られてしまったところにパンデフがハムシクにスルーパス。ハムシクは落ち着いて決め0-2。その後はコーナー キックの競り合いの中でFWクアリアレッラがナポリDFアロニカの顔面に肘てつをみまわし一発退場になるなど、試合は 終始ファウルの頻発する荒れた試合となってしまったがナポリが26年ぶりとなる4度目の優勝を決めた。ユベントスとしては “有終の美”を飾れず非常に悔しい思いをする試合であっただろうが、無敗優勝で強さを復活させ十分ファンを楽しませてくれた シーズンだったのではないだろうか。また、ユベントスの攻撃型サッカーを見事封じ込めたナポリに賛辞を送ると共に、 ユベントスの課題をはっきりと見せてくれ、来シーズンに向けての良い戒めの喝を入れてくれたようでもあった。いずれにしても 今シーズン楽しませてくれたユベントスと長年貢献し続けてくれたキャプテン・デル・ピエロに感謝したい。Grazie Juventus!! Grazie Del Piero!!


2012.05.20

■デル・ピエロ「秘めた武器を出せる」
 毎年ローマのスタディオ・オリンピコで開催されるコッパ・イタリア決勝。近年、この大会の価値が低下しているという声が 上がってきているが今回の決勝は2冠の獲得が懸っているという意味でも、そしてユベントスの“復活”を意味する上でもイタリア 内での 価値は非常に高いはずだ。決勝を前に、スタディオ・オリンピコでキャプテンであるアッレサンドロ・デル・ピエロとアントニオ・ コンテ監督が記者会見を開き意気込みを語った。

 デル・ピエロ「この戦いを前にして僕が今後どうするかなんて考えてられない。僕は明日の試合のことだけを考えている。集中 し、明日の試合でなるべく良い方向になるよう頭をクリアにしているんだ。今シーズン、我々は最悪な状況の中ベストな方法で 自分達を見出した。そして、スクデットの獲得を決めてからこの決勝を迎えている。しかし、ナポリが持っているクオリティを 考えて再び勝つことが簡単ではないということを我々は承知している。もし、この戦いで勝利を上げるためにどれほど力を発揮 しなければいけないかを考えれば、我々は今シーズン示してきた秘めた武器というものを出せるはずだ。」

 コンテ監督「なんとも言えない素晴らしい感情が湧いている。なぜなら私が監督をしてから初めての決勝だからだ。我々は スクデットを獲得するというこの上ないシーズンを過ごした。そして、今我々はまた別の素晴らしい夜のために準備している ところだ。我々が信じている2つ目のトロフィーのためにね。」

 なお、この試合でユベントスの選手としてプレーする試合が最後となっているデル・ピエロに感謝の気持ちを込めて、ユベントス から“One Love”と書かれたワッペンを縫い付けた特別なユニフォームが選手に支給されることになってる。 (『Juventus.com』より)


2012.05.20

■ファイナル召集メンバー発表
 明日コッパ・イタリア決勝を迎えるユベントス。ユベントスはローマでの決勝に先立って召集する20人のメンバーを発表した。 最終節で負傷したDFキエッリーニと同じく負傷中のDFディ・チェーリエは召集されなかった。召集メンバーは以下の通り。
ブッフォン、カセレス、ペペ、マルキージオ、デル・ピエロ、マニンガー、ヴチニッチ、バルザーリ、クアリアレッラ、 ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、エスティガリビア、ストラーリ、 マトリ、マッローネ。 (『Juventus.com』より)


2012.05.19

■今シーズン最後のイベントに向けて
 21日スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマでナポリとのコッパ・イタリア決勝を迎えるユベントス。これは今シーズンの 最後のイベントとなる。それだけに、またユベントスの2冠が懸っているという意味でもイタリア全土が注目するだろう。 ユベントスが最後に優勝したのは1994-1995シーズンであり、キャプテンであるアレッサンドロ・デル・ピエロでさえ入団して していないような前のことである。今回18年ぶりの、そして10回目の優勝(イタリア初の銀星獲得)を目指してユベントスの 選手たちはヴィノ−ヴォに集合しトレーニングを開始した。
 選手たちはまずストレッチなどのウォーミングアップセッションを消化すると、軽くパス回しをして体を温めた。その後選手 たちはコンテ監督の指導のもと戦術の細かな部分に焦点を当て攻撃の組み立てのトレーニングをし、最後は小さなピッチで ミニゲームをした模様。明日午前、選手たちはヴィノ−ヴォに集合し再びトレーニングを消化する予定である。また、 トレーニングを消化するとローマに移り、スタディオ・オリンピコでコンテ監督とキャプテン・アレッサンドロ・デル・ピエロ が会見を行うことになっている。(『Juventus.com』より)


2012.05.18

■ヴィアッリ氏がカバーニのユベントス移籍を薦める
 セリエAでも屈指のストライカーであり、ユベントスへの移籍の可能性も噂されているナポリFWエディソン・カバーニ。 ユベントスのFWとして活躍したレジェンドであり、現在チェルシーのアドバイザーを務めるジャンルカ・ヴィアッリ氏が エディソン・カバーニのユベントス移籍についてイタリアのスポーツ紙『TuttoSport』にコメントを残している。
 ヴィアッリ氏 「もし金銭が問題にならないとしたら、私はカバーニがユベントスのユニフォームを着てプレーしているのを 見たい。彼はセンターフォワードとしてもプレーでき、またワイドアタッカーとしてもプレーできる。彼はすでにイタリア サッカーで上手くやれることを知っているし、簡単にゴールを決める。恐らく彼らがファン・ぺルシーを引き抜くことは困難 だろう。まあこれは私の勘だけどね。」と語っており、ファン・ぺルシーよりもカバーニの獲得を優先するよう促すコメントを 残している。
 また、『Mediaset』によればユベントスはすでにカバーニとの交渉に踏み切った模様で、ユベントスのSDファビオ・ パラティチがナポリSDリカルド・ビゴンを含めた会談をしていると伝えている。同メディアによれば、ナポリはカバーニ 獲得の際に移籍金4500万ユーロを設定しており、ユベントスに復帰する可能性のあるFWセバスティアン・ジョビンコを条件 に織り交ぜれば移籍金の減額も考慮する姿勢であるという。今季CL出場権を獲得できなかったナポリ。カバーニ自身もCL 出場を残留の条件として考えているようで、ナポリのライバルであるユベントス移籍も可能性としては捨てきれなくなったと いえる。一方、ジョビンコも今季セリエAで15ゴールをあげる活躍をしており、ユベントスも条件に織り交ぜるという決断を 下すのは難しくなると予想される。


2012.05.17

■べラッティの代理人がユベントス移籍の可能性を語る
 先日、EURO2012に向けたイタリア代表の召集メンバーが発表された。プランデッリ監督が選出した選手の中でも周囲を驚かせた のはぺスカーラMFマルコ・べラッティだろう。なぜならべレッティはセリエBでプレーしている上に19歳という年齢である からである。一方でプランデッリ監督はイタリア代表の世代交代を図ろうとし若手の育成に力を入れているのに加えて、 MFであるべラッティは“ピルロ2世”といわれるほどの逸材とも言われている。以前からユベントスが獲得を臨んでいる べラッティの代理人であるドナーティ・ディ・カンプリ氏が『Radio Radio』でユベントス移籍の噂について語った。
 ドナーティ代理人「マルコは素晴らしいことをしている。プランデッリの呼び掛けは非常に喜ばしい驚きだったよ。また、彼に 近づこうとしている人たちも皆喜んでいるだろう。ユベントスは彼を追っている。そして彼はぺスカーラの希望ともいえるほど 重要であるユベントスを非常に気に入っている。ただべラッティに関心を持っているのはユベントスだけではないのだが、 ビアンコネーリ(ユベントスの愛称)は最も重要なステップを築きあげてくれるクラブであることに疑いはない。もし、彼らと 交渉しているとしてもまだ合意もないし、サインさえ存在していないけどね。」 また、獲得が噂されているクラブのひとつで あるローマについては「ローマに関しては、まだ誰とも話していないしこれ以上ぺスカーラと交渉するつもりはないのではないか と思っている。代表選出されてから彼の値段は自然と上がったね。いずれにしても私が話す前にクラブと話さなければいけない。 」と語っている。なお、べラッティは19歳ながら今季のセリエBでぺスカーラのセリエA昇格に大きく貢献しており背番号10番を つけている。


2012.05.16

■ピルロ「勝利できる」
 21日ローマのスタディオ・オリンピコで今シーズン最後のスケジュールとなるナポリとのコッパ・イタリア決勝を迎える ユベントス。劇的な無敗でのスクデット獲得を決めたユベントスにとって優勝して2冠を獲得し“有終の美”を飾りたいはずだ。 スクデット獲得に大きく貢献した選手の1人MFアンドレア・ピルロが『SKY Sports』で優勝の喜びを示すとともに、コッパ・ イタリアへの意気込みを語った。
 ピルロ「我々の成功に僕は大きな喜びを感じている。これは単純に信じられない結末だよ。バスから見たファンたちの祝福 (パレードにて)は本当に素晴らしいものだった。」
 「今日から僕らは重要なトレーニングを始める。日曜日僕らは素晴らしいグループを見せトロフィーを掲げたいと思っている。 ナポリは偉大なチームで近年彼らの価値というものを示してきた。恐らく全力で臨んでくるだろう。とても激しい戦いになる だろうね。でも僕らにとって2つのトロフィーを獲得する機会に面している。僕らは勝利できるはずだ。」
 また、今シーズンでの退団が決定的となっているキャプテン・アレッサンドロ・デル・ピエロに関しては「1人の選手が彼ほど の成功を勝ち取るということがどれほどのものなのか想像できない。恐らく誰かは彼の背番号である10番を欲しがるだろうね。 でもデル・ピエロはもちろん誰かに譲る気だよ。彼は皆に、ユーべでの10番を着ることを夢見るべきだと言っていた。僕かい? それはない。僕はいつも21番を身につけてやってきたし、僕はこれで満足だよ。」(『Juventus.com』より)


2012.05.15

■ジョビンコのユベントス復帰は?
 ユベントスの下部組織で育ち、トップチームでもプレーした経験を持つFWセバスティアン・ジョビンコ。現在パルマと共同 保有するジョビンコは以前から“デル・ピエロ2世”としてユベントスへの復帰の噂が騒がれている。サッカーメディア 『Tribalfootball』はこの噂に関して、パルマの会長トンマーゾ・ギラルディのコメントを掲載している。
「ジョビンコの価値?ハビエル・パストーレやアレクシス・サンチェスよりもジョビンコの価値の方が少し劣とでも思うかい?  とにかく我々は彼を売却する必要が現在ないし、彼も出るつもりがないのは確かだ。ジョビンコは今の状況に対して落ち着いて いるよ。でも彼も皆と同じようにずっといるわけでもないし、彼もビッグチームでのプレーを夢見ている。ユベントスとは 落ち着いて我々と話ができるはずだ。」と語っており、ユベントスに復帰させる計画があれば交渉を開始することをほのめかして いる。一方、会長はジョビンコを売却する際の設定額として4000万ユーロを設定しているという噂も浮上しており、ジョビンコの ユベントスへの復帰も一筋縄とはいきそうにない。 


2012.05.15

■デル・ピエロ「相当感慨深い」
 最終節を3-1で勝利し、シーズン通して無敗という快挙を成し遂げ歴史を作ったユベントス。アタランタ戦で美しいゴールを 決め、ホーム最後の試合となったと思われるアレッサンドロ・デル・ピエロが表彰式、パレードから一夜明けた昨日、ユベントス スタジアムで開かれたイベントに招かれ心境を語った。
 デル・ピエロ「ゴールし、勝利するために全てのビアンコネーリ(ユベントスの愛称“白黒”)のファンから受けたものは 非常に素晴らしいものだった。昨日は実に美しく歴史的な日だったよ。かなり多くのスリリングな瞬間があった。でも昨日 感じた多くの感情はまだ僕を相当感慨深くしているよ。これはとても素晴らしいことだし、あの場にいた全ての人に感謝したい。」 と語っており、ユベントススタジアムで受けたファンの声援やこれまでのユベントスで経験してきた様々な場面を回想していた。 また、「このスクデットを勝ち取ったことは、今まで僕らが歩んできた道のりを含めて確かな味わいになっている。特に2006年 の出来事からの道のりを考えるとより一層増すね。でも今の僕らはすでに次の日曜のことを考えている。なぜなら、信じられない ほど重要なファイナルだと僕らは捉えているからね。」とコメント。チームはすでにスタディオ・オリンピコ(ローマ)での コッパ・イタリア決勝に目を向けていると言っている。(『Juventus.com』より)


2012.05.14

■ユベントス史上初、無敗優勝達成
 ホームで迎えたセリエA最終節アタランタ戦。ユベントスは見事に3-1でアタランタに勝利しユベントスの歴史上初となる 無敗でスクデットを獲得しシーズンを終えた。
 この試合コンテ監督は4-3-3のシステムで臨み、宣言通りキャプテンであるアッレサンドロ・デル・ピエロを起用。ボリエッロ とジャッケリーニと前線を組んだ。中盤にはパドイン、マッローネが置かれ、キーパーはストラーリが起用されるなど マルキージオやビダル、ヴチニッチなどの主力を下げて臨んだ。試合は前半10分に動く。前線へのパスに反応したボリエッロが キープしつつペナルティエリアに侵入するとヒールパスで後ろに下げたところにいたMFマッローネが反応してシュート。 シュートはゴール左ポストに当たって強烈に入り先制を奪う。その後前半23分、デル・ピエロが左サイドから走り込んできた ジャッケリーニにパスを出すとジャッケリーニが相手DFを引きつけたところにデル・ピエロに再び戻し落ち着いてシュート。 カーブのかかったシュートはゴール左下に決まり2-0。その後、リヒトシュタイナーのオウンゴールやPKでの得点もあり 3-1で終了。シーズン通して無敗を維持しユベントスの歴史上初めての快挙を達成した。また、今シーズン最後のユベントス スタジアムでの試合となっているデル・ピエロはゴールを決め最高の形でのプレーとなった。これでセリエAの全日程を終了 したが、23勝15分0敗で勝ち点は84、総得点は68点で総失点数は20点という戦積となっている。なお、ユベントスにはシーズン 最後の日程となっているスタディオ・オリンピコでのコッパ・イタリア決勝が残っている。また、アタランタ戦を終えた ユベントスの選手及び監督やスタッフたちは、ユベントススタジアムでの表彰式を終えたあとトリノ市街でのパレードを行う ことになっている。


2012.05.13

■最終節、デル・ピエロが先発起用
 最終節であるアタランタ戦を前に、記者会見が開かれた。記者会見には通常と違いコンテ監督以外にも副監督やコーチが出席 してコメントを残している。

コンテ「デル・ピエロはスタジアムのオープニングセレモニーとしての親善試合でも先発した。そして我々にとって最初の公式 の試合であるパルマ戦(セリエA第1節)でもそうだったし、今回のアタランタ戦でも先発起用するつもりだ。これは正しいこと だと思っているし、彼が今季我々に与えてくれた貢献の賜物だ。」と語っており、デル・ピエロの先発起用を断言している。

クリスティアン・ステッリーニ(コーチ)「我々は2年連続7位という順位を考慮して選手に自信を取り戻させる必要だあった。 そして我々はすぐに素晴らしいスタッフグループを形成したね。コンテのやり方のおかげだと思っているし、シーズン最初の 親善試合から素晴らしいやる気を出して戦っていた選手たちのおかげでもあるね。」

ロベルト・サッシ(トレーニングコーチ)「コンテは新たなトレーニング方法を取り入れたね。彼がもたらした注意力や モチベーションは非常に建設的なものだよ。選手たちはコンテがビデオを見させているときとても注意して学ぼうとしていた。 」
(『Juventus.com』より)


2012.05.13

■20人が最終節へ
 最終節アタランタ戦に召集されるメンバーがクラブの公式ウェブサイト上で発表された。アタランタ戦はイタリア時間で 午後3時キックオフ(日本時間22時)が予定されている。召集されるメンバーは以下の通り。

ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、ペペ、マルキージオ、デル・ピエロ、マニンガー、ヴチニッチ、バルザーリ、 クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、エスティガリビア、 ストラーリ、マトリ、マッローネ。


2012.05.12

■最後のハードルに向けトレーニング
 スクデット獲得を決めたユベントスにリーグで唯一残された最終節アタランタ戦。ホームで迎えるこの試合は最後のハードル と呼んでいいかもしれない。明日行われる表彰式とトリノ市街でのパレードを気持ちよく行うために勝利し、是非無敗でシーズン を締めくくってもらいたい。そんなユベントスの選手たちは、昨日の午後トレーニングセンターのあるヴィノ−ヴォに集合し トレーニングを行った。選手たちはまずウォーミングアップを行ったあとパストレーニングを消化。その後戦術の確認をすると、 チームを分けての練習試合を行った模様である。明日、選手たちは再びヴィノ−ヴォに集合しトレーニングを行う予定であり、 コンテ監督も前日の記者会見を行う予定となっている。(『Juventus.com』より)


2012.05.11

■ポール・ポグバの移籍は確実か
 以前からユベントスへの移籍が騒がれているマンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバ。ヨーロッパのメディア 『The Daily Mail』はポール・ポグバはユベントスに7月1日に加わるとの見解を示している。同メディアによれば、ポグバは 週末に、すでにマンチェスター・ユナイテッドに退団する意向を伝えており、イタリア王者であるユベントスへの移籍に非常に 前向きであるという。しかし、ユベントス側はマンチェスター・ユナイテッドが来月に承諾するまでコメントを差し控える つもりのようだ。また、ポグバには週給2万ユーロが支払われる予定となっており、同メディアは正式なものであると伝えてい る。なお、ポグバはマンチェスター・ユナイテッドには代理人であるミーノ・ライオラ氏から同クラブのチーフであるデイビッド・ ジルにユベントスへの移籍の意向を伝えたとし、監督アレックス・ファーガソンとポグバの間で直接の話はなかった模様。 この報道が信用できるものかは判断が難しいところだが、移籍の可能性は非常に高いことが見受けられる。なお、ポグバは 1993年生まれの19歳であり、マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身でU-19フランス代表で活躍している。


2012.05.10

■最終節に向けトレーニング再開
 13日ホームでアタランタを迎えるユベントス。この試合は今シーズンの最終節であり、前節スクデット獲得を決めた ユベントスは試合終了後、セリエA優勝のトロフィーを掲げ祝福する予定となっている。そのためにもユベントスはアタランタ に勝利し気持ちよく無敗でシーズンを終えたいはずだ。その選手たちはカリアリ戦から数日開けて再びトレーニングセンターの あるヴィノ−ヴォに集合しトレーニングを再開した。トレーニングセンターには多くのファンが集まり選手たちを祝福。また いつも非公開で行っているトレーニングも今回は公開して行った。  ユベントスの選手たちはまずウォーミングアップセッションとして軽いランニングを消化。その後スタッフと共にエクササイズ セッションを消化したようである。そしてポゼッション強化のためにパストレーニングを行った他、通常より小さいゴールを 使用してミニゲームを行ったようである。なお、このトレーニングにはアニエッリ会長やジュゼッペ・マロッタGM、 アドバイザーであるネドヴェド氏やカミーロ・べネシオ氏、ファビオ・パラティチ氏が見学に訪れている。(『Juventus.com』 より)


2012.05.09

■マロッタGM「我々はエリアに手を貸すべきだ」
 この時期になると毎年のように移籍マーケットの話題が多く取り上げられる。そして以前から放出の噂が絶えなかった ユベントスFWエリエロ・エリアの去就は早くも現実味を帯びてきている。ヨーロッパのサッカーメディア『Tribalfootball』は ユベントスのGMであるジュゼッペ・マロッタがエリアの去就についてコメントを残したことを報じている。
 マロッタGMは「まだ何も決まっていない。シーズンも落ち着いた時期になったがエリアにとっては非常に重要な案件(去就問題) だ。セリエA はブンデスリーガとは異なり、彼は違った方法で自分を見出すことを理解しているよ。はっきりしているのは彼は継続して プレーしたがっていて、もし彼が助けを求めてくるなら我々は手を貸すべきであり、そしてそれがお互いにとって幸せな方法と いうことだ。しかし、詳しく話を進めていくのはコッパ・イタリア決勝を終えてからだ。」というに留まっている。ただ、一方で エリア自身も年齢や可能性、成長を考えユベントスから移籍したがっているという旨のコメントを残しており、ユベントスが エリアを他クラブへ放出する可能性は高いと考えられる。なお、エリアにはブンデスリーガやプレミアリーグ、そしてセリエA のクラブからの関心が報じられている。


2012.05.09

■コラムー有終の美をー
 CL出場権獲得という目標を第一に掲げていた状況を超えスクデット獲得の目標に転換し、そして達成。これはユベントス にとっては目標を超えた目標であり、それを達成できたことはこの上なく素晴らしい結果である。しかし、無敗の状態で最高 の形の優勝を決めたにもかかわらず何かまだ重要な目標を残しており、気を緩められない感がある。まさしくそれは残る1試合 アタランタ戦であり、また優先的な目標であったコッパ・イタリア優勝である。特に現在37試合無敗を貫くというこの状況下 であるとより残る1試合の重要性を感じる。スクデットは獲得したものの38試合無敗でシーズンを終えられなければ本当の喜び を感じられないというような一種のこだわりがそこにあるのではないだろうか。まさに最も近い今の目標は無敗でシーズンを 終わらせること。ファン、選手、そしてユベントスに関わる全ての人がそれを期待しているといってもいいだろう。
 一方、ユベントスの残す重要な目標にコッパ・イタリア優勝がある。マルキージオがシーズン開始当初語っていた「コッパ・ イタリアは僕らにとってCLだ」という言葉が表現するようにプロヴィンチャ(地方チーム)でさえ勝利することが容易では ないカルチョ界において、ローマ、ミランといった強豪に劇的な勝利を挙げてきたユベントスは恐らくシーズンの日程のラスト であるコッパ・イタリア決勝で10回目の優勝を示す“銀星”を持ち帰り、来シーズンのユニフォームに縫い付けたいはずである。 そして我々ファンもそれを待ち望んでいる。スクデット獲得というこの上ない結果をもたらしてくれたクラブに感謝するとともに 無敗でシーズンを終えること、そしてコッパ・イタリアを優勝するという現在の目標を達成し、後味良く“有終の美”を 飾って頂きたい。


2012.05.08

■アニエッリ会長「復活したクラブ」
 昨日決めたスクデット獲得の余韻はまだ残っている。ユベントスの会長であるアンドレア・アニエッリ氏がユベントスの スクデット獲得についてコメントを残している。これはクラブの公式ウェブサイト上で報じられたものである。
「ユベントスの選手たちを含め全てのユベントスに関わる人が偉大な誇りを感じている。取り戻した威厳であり、これは我々を 幸せにするものだ。昨日テレビを見てトリノで何が起こっているのか分かったよ。この結果は我々のプロジェクトを含めたあら ゆるものによって導かれたハードワークによるものだ。またそれは新たな監督、スタッフ、そして我々を支えてきた人々と共に 復活したクラブによるものだね。」 また、コンテ監督については「アントニオはより多くの刺激を我々にもたらし、彼はプロ ジェクトのエンジンであり我々のリーダーだね。また彼はいつもオフィスで言っている考えをスタジアムで実行してくれる。彼 は確実にこの功績の中心的な要因だ。でも我々はポジティブな結果をよみがえらせるマーケティングを展開してくれたマロッタ (GM)やパラティチ(SD)ジャンニ・ロッシ(アドバイザー)、ネドヴェド(アドバイザー)などの存在も忘れてはいけな い。これは自然な形でプライドを再発見したクラブの仕事なんだ。勝利によってよくわかったよ。」


2012.05.07

■スクデット獲得の喜びを語る
 無敗でスクデット獲得を決めたユベントス。記録上9シーズンぶりの優勝となるため、そして苦悩の時期が長かったため それだけこの優勝は特別なものとなっただろう。その優勝をもたらした選手たちがそれぞれスクデット獲得に対しての喜び を語った。

コンテ監督「ファンタスティックなシーズンを過ごしたよ。自分達をすぐに信用しようとした選手とファンたちの功績だ。 ミランは素晴らしいチームであり、我々はそのチームを破ったんだ。水曜日の結果は少々私を心配にさせたよ。でも今日優勝を 決めた。我々は歴史上素晴らしいことを成し遂げ、今無敗という目標を達成したいと思っている。」

ブッフォン「歴史をつくり、我々は誇りに感じるべきクラブに所属している。我々はスクデットを手にしたんだ。」

キエッリーニ「今夜は祝福しなければね。でも無敗で終わること、そしてコッパ・イタリア優勝という目標を達成したい」

マルキージオ「ファーストチームに上がってからこの瞬間がくることを待っていたよ。僕たちとファンは苦しい2年間を過ごした。 監督が恐らく最も重要な要素だったんだと思うよ。彼はアイデンティティと勝利への情熱を与えてくれた。」

ピルロ「シーズンをスタートしてからこのタイトルをとるに相応しかったよ。我々は上手くこなし、そして試合を楽しんでいた ね。勝利を手にするためにここに来たし僕はそれを証明したよ。」

デル・ピエロ「我々は最も相応しかったスクデット獲得を祝福している。今回のスクデットはいろんな経験を考慮すると格別な ものだね。素晴らしいストーリーであるし本当に幸せだ。」(『Juventus.com』より)


2012.05.07

■Campione Serie A!!28回目のスクデット獲得!!
 今日行われたセリエA第37節カリアリ戦。ユベントスは1試合を残して28回目となるスクデット獲得を決めた。試合は2-0。 前半の6分にボヌッチのスルーパスを受けたヴチニッチが落ち着いて先制点を挙げると、74分にはカニーニのオウンゴール。 ミラノダービーはディエゴ・ミリートのハットトリックなどで4-2で終了し、見事ユベントスは9シーズンぶりとなる スクデットを手にした。最後に優勝したのは記録上では2002-2003シーズンであり、長い苦悩と努力のシーズンを重ねようやく 元の位置に辿りついた。そしてなによりデル・ピエロのユベントスでのラストシーズンを優勝という形で終わらせられたことにも 我々としても喜びを感じる限りである。今日は我々日本人もイタリアのファン達と喜びを共にした気分でユベントスを祝福しよ う。Grazie JUVE!!!


2012.05.06

■コンテ監督「頭、ハート、足が必要」
 今夜カリアリ戦を迎えるユベントス。この試合に勝利し、イタリアダービーでミランが引き分け以下の結果になるとスクデット の行方はユベントスのものに決定する。それだけに選手たちはレッチェ戦のような試合にはしないよう全力で臨むだろう。 カリアリ戦を控えコンテ監督が前日に記者会見を開いた。コンテ監督は次のように語っている。
「勝利には頭、ハート、足が必要になる。今シーズン重要だったことは、私と選手たちの間に素晴らしい理解が生まれたことだ。 このグループは本当に頼もしいよ。そしてこのグループの和が変わり得ることはないと感じている。」とコメント。悔しさを表 していたレッチェ戦については「今すぐにでもピッチに戻りたいと感じていたよ。我々は皆、水曜に起きてしまったことをかき 消すためにリベンジしたがっている。サッカーや様々な経験というものはいつも前を向くよう教えてくれるんだ。ポジティブな 面としてはまだ試合が残っているということ。我々のグループの誰もがこの前の過ちを起こさないと確信している。」 (『Juventus.com』より)


2012.05.06

■チーム全員で遠征
 今夜(日本時間7日午前)行われるセリエA第37節カリアリ戦。アウェイでの試合に伴いユベントスがクラブの公式ウェブ サイト上で遠征に向かうメンバーを発表した。通常であれば召集メンバーを選択するコンテ監督であるが、今回コンテ 監督は負傷中のDFパオロ・ディ・チェーリエや構想外のクラシッチなどを含めたチームメンバーの全員を招集。シーズン終盤 の大一番を考慮してより“チームプレー”を求めたものと思われる。召集メンバーは以下の通り。

ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、ペペ、マルキージオ、デル・ピエロ、マニンガー、ヴチニッチ、バルザーリ、エリア、 クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、クラシッチ、 エスティガリビア、ストラーリ、マトリ、マッローネ。


2012.05.05

■ディ・チェーリエが負傷で今季は終了か
 前節、レッチェ戦で前半早々に足の痛みを訴えてDFマルティン・カセレスと交代したDFパオロ・ディ・チェーリエ。 検査の結果負傷していることが判明した。昨日午前、トリノにあるスポーツ医療センターで超音波スキャンでの検査を 行ったところ左太ももの半腱様節の負傷が見つかった。復帰の時期についてはまだ明らかにされていないが残る2試合は 恐らく出場できないものとみられる。そこを考慮してコンテ監督が4バックを敷くのか、3バックを敷くのか、采配にも 注目が集まるだろう。(『Juventus.com』より)


2012.05.04

■カリアリ戦に向けて
 残る2試合のうちの前半戦であるアウェイでのカリアリ戦に向け選手たちはヴィノ−ヴォに集合し、トレーニングを再開した。 トレーニングは午前中に始まり、まずレッチェ戦での疲労を軽減するためウォームダウンセッションを消化。その他は通常の チーム全体での戦術、技術、フィジカルコンディションの調整やトレーニングを消化した模様。
 なお、カリアリ戦は15時キックオフ(日本時間22時キックオフ)が予定されていたがミラノダービーとの同時間開催に変更 され、ナイトゲームとなり20時45分の開始(日本時間3時45分キックオフ)が予定されている。(『Juventus.com』より)


2012.05.03

■コラムー残る2試合ー
 ホームでのレッチェ戦、ユベントスはまさかのドローを喫してしまった。前半早々に先制し、レッチェが数的不利のなか 後半80分を過ぎるまでユベントスがリードを守る展開を考慮すると、驚きの結果と言わざるを得ない。ミスはブッフォンから 生まれてしまったものだが、ブッフォンを責め切るわけにもいかない。ブッフォンは今シーズン素晴らしいコンディションを 取り戻し、世界最高のゴールキーパーとしての素質を回復させる活躍を披露してリーグで断トツの失点数を誇る鉄壁のユベントス のピースのひとつとしてチームを牽引してきたからである。しかし一方でレッチェ戦での失点はブッフォンのミスとも言わざるを 得ない。あのときユベントス全体で何が起きたのか。それは今の段階では気の緩みとしか言いようがないだろう。リード、 数的有利、試合終了間際という状況を踏まえれば、ここまで8連勝の自信が残る時間も5分少々という中で、失点というものを 取られることはないという安心に繋がってしまったのだろう。全力で詰めていたベルトラッチはうぬぼれを思い出させるプレーを 見せてくれたというべきだろうか。確かに、8連勝という記録は今シーズン、ドローと勝利を繰り返してきたユベントスにとって は驚くべき結果であり、自らの成長、自信を確信させ得るものではあったと考えられる。しかし、一方で特にサッカーでは 何が起こるか分からないということ、だからこそ気を引き締めるべきだということを肝に銘じておく必要がある。そのメンタル 的な要因をこの試合で感じてしまった。そして決定力不足という今シーズン長く語られてきた課題がこの試合でより浮き彫りに なっただろう。やはりユベントスはまだビッグになりきれていないということさえ感じてしまう試合であった。残る2試合、 ここまでくれば何が勝利に必要なのか断定することが難しくなってくるが、消化してきた36試合の学習の場にそのヒントは 隠されていると思われる。ユベントスは今シーズン素晴らしいことを成し遂げている。残る2試合勝利してスクデットを決めれば レッチェ戦の結果があっても「結果良ければすべて良し」という言葉のように感じられるのではないだろうか。そしてコンテ監督 のいうとおり「後悔のないシーズン」にしてもらいたい。


2012.05.03

■ユベントス、痛恨のドロー
 早朝行われたセリエA第36節レッチェ戦。ユベントスはこの時期にして痛恨のドローを喫してしまった。ユベントスが勝利し、 ミランが負けるとユベントスのスクデット獲得が決定するため選手たちも勝利に燃えていたはずだ。
 前半開始直後からポゼッションを上げてチャンスを狙うと8分、ピルロが中盤で方向を変えたと同時に前線の選手たちが一斉に 守備ラインのマークを外し、ピルロが角度のないところからクロスをあげるとMFマルキージオが落ち着いてヘディングで 流し込み早々に先制。前半、追加点のチャンスこそ何度かあったが決めることはできず、しかしリードを守って前半を折り返す。 後半にはいると54分、レッチェFWグアドラードのカセレスへのファウルで2枚目のイエロー。レッチェは残り30分以上を10人 で戦う展開となる。数的優位な状況で追加点を取りたいユベントスはコンテ監督がデル・ピエロを投入。攻撃陣の猛攻も 決めきれずに試合終了に近づいた85分。守備の連係からバルザーリが近距離でブッフォンにボールを戻すと、ブッフォンが トラップ。トラップがやや大きくなってしまったところにブッフォンのこぼしを狙いにきていたベルトラッチが詰め、ボールを 奪うと無人のゴールにそのままシュートされ試合終了間際に1-1に追いつかれてしまった。試合は動くことなく終了。残り3試合 をすべて勝利して危なげなく優勝を決めたかったユベントスは非常に痛いドローで終えてしまい、アタランタに2-0で勝利した ミランと勝ち点差1とより勝利へのプレッシャーを自らに与える試合をしてしまった。残る試合は2試合。次節はアウェイで カリアリと対戦する。勝利は必須となるだろう。


2012.05.02

■レッチェ戦召集メンバー発表
 今夜ホームでレッチェと対戦するユベントス。スクデット奪還に向けてつまずかずに走り切りたいユベントスは、レッチェが 相手であっても油断が許されることはない。快勝を収め次節に向け、またスクデットに向け確固たる自信をつけたいはずだ。 そのユベントスはクラブの公式ウェブサイト上でレッチェ戦に召集するメンバーを発表した。足首を負傷しているMFシモーネ・ ペペは未だ安心できるフィジカルコンディションにないため召集はされていない。召集されたメンバーは以下の通り。
ブッフォン、キエッリーニ、カセレス、マルキージオ、デル・ピエロ、ディ・チェーリエ、マニンガー、ヴチニッチ、 バルザーリ、エリア、クアリアレッラ、ボヌッチ、パドイン、ピルロ、ビダル、ボリエッロ、ジャッケリーニ、リヒトシュタイナー、 エスティガリビア、ストラーリ、マトリ、マッローネ。


2012.05.01

■レアンドロ・ダミアン代理人「ファーストチョイスだ」
 以前からFWの獲得の必要性を様々なメディアで騒がれ、多くのFW獲得の噂が浮上しているユベントス。その中のひとりで あるインテルナシオナルFWでブラジル代表のレアンドロ・ダミアンの代理人がユベントスの移籍に肯定的な見解を示している。 これは『TMW』が報じたものである。報道によればトッテナムとマンチェスター・ユナイテッドから契約期間2年間のオファーを 提示されており、またレアル・マドリードから強い関心を示されているがユベントス移籍を最も望んでいるという。『TMW』は 代理人であるヴィニチウス・プラテスがすでにユベントスGMマロッタとSDのパラティチと交渉を開始していると報じており、 プラテス代理人が次のようにコメントしたという。
「昨年からマロッタやパラティチと話している。レアンドロは本当にユベントスが好きで白と黒のユニフォームを着てプレー したがっている。なぜなら、世界中のベストなチームのひとつだからだ。ユベントスはファーストチョイスだ。」 また、 レアル・マドリードよりもユベントスの方を望むのかを問われると、「レアンドロはレアルよりもユベントスが好きだ。 ユベントスはとても強く、トリノは彼が本当に好きな街なんだ」と語っており、ユベントスの移籍もある現実味のある噂と なりそうである。レアンドロ・ダミアンは22歳であり、身長は187センチ。移籍金は年齢もあり1000万ユーロ程といわれているが、 才能と将来性から多くのビッグクラブから関心を集めている。もしユベントスに移籍すれば有益な存在となり得るはずだ。


2012.05.01

■悪天候でもトレーニング再開
 ノヴァーラに大勝を収めたユベントス。次節ホームでのレッチェ戦に向けてユベントスの選手たちはトレーニングセンターの あるヴィノ−ヴォに集合し、悪天候の中トレーニングを再開した。選手たちはノヴァーラ戦で溜まった疲労を軽減するため ウォームダウンセッションを消化。その後全体で戦術的なパス回しなどを含めたポゼッション強化のトレーニングを行ったり、 フィジカルコンディションの調整などを行った模様。またチームを分けてのミニゲームで汗を流したようだ。また、明日の午後 2日のレッチェ戦の前の最後のトレーニングを行う予定となっている。(『Juventus.com』より)


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